今年の夏、新たな遊びをおぼえた。
ウナギ釣り。
ナイロン・おもり・ハリ、そしてエサにはタナガ(テナガエビ)と至ってかんたんなこの仕掛けを、夕方暗くなり始めたころ川のコモリ(淵)に投げ込んでおいて、翌朝見に行くとうなぎがかかってる。というこの原始的な釣り方は、近所のk兄直伝。ちなみにエサは、ビッキャ(蛙)だともっと食いがいいらしい。
そんな簡単にウナギが釣れるものか、と最初は半信半疑だったけれど、これがほんとうに釣れる。歩いて2分の川で…。
おかげで最近、今まで全く親しみがなかったウナギといういきものが、急に身近な存在になった。飼ったことがなかった犬といういきものを、突然飼い始めた時のように。
さばきながら思うこと。
– おでこがボコッと出ていて、イルカみたいな顔つき。
– 紳士的な口ひげ。
– おしりの穴が、かなり前のほうにある。ってことはしっぽが長い。
– 胸びれがキュート。
アマミ式に味噌煮がおいしいです。